薬剤師の転職で面接時の服装って?覚えておきたいNGファッションやマナー

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面接時の服装は、第一印象を左右する要素のひとつ。

薬剤師という職業柄、『患者さんの目にどのように映るか』を重要視されます。

今回は、薬剤師の転職面接時に相応しい服装やマナーを徹底解説!

あわせて合否に悪影響を及ぼすNGファッションについてもまとめました。

本ページを読めば、内定獲得率が飛躍的に向上するビジネススーツの着こなし方をマスターできるでしょう。

本ページの総まとめ

  • 薬剤師の転職面接時の服装は「清潔感」を意識しよう
  • 20代前半はリクルートスーツでもOK!20代後半以降は男女ともにビジネススーツを着用する
  • 面接時には患者様・お客様と意思疎通が図れるコミュニケーションスキルが問われる
目次

薬剤師の転職面接における服装マナー!3つのポイント

薬を扱う現場で働く薬剤師。

とはいえ、一般企業と変わらずの服装で問題ありません。

転職面接時は、どのような服装が相応しいのか詳しく解説するので以下の3つをチェックしましょう。

  1. 清潔感のある身だしなみ
  2. サイズ感のあう服装を選ぶ
  3. 季節やシーンにあわせた服装を着用する

上から順にご覧ください。

1.清潔感のある身だしなみ

薬剤師に限らず、どの業界においても「清潔感」は合否を左右する重要なポイントです。

たとえば、どれだけ実績やスキルがあっても『髪がボサボサでスーツにしわがあり、タバコの臭いがする人』を採用する面接官はいないでしょう。

とくに薬剤師は、薬を扱う職種ですのできちんと爪や髪の先までケアが行き届いている丁寧な人が好まれます。

スーツのしわや靴の汚れ、髪や爪まで清潔に整えて面接に挑みましょう。

2.サイズ感のあう服装を選ぶ

ポイント1の清潔感に加え、サイズ感やバランスも重要です。

清潔感があっても、スーツのサイズが合わっていなければだらしない印象を与えます。

反対に小さいスーツをムリして着用していると、「用意する時間や金銭的な余裕がなかったのかな」と疑心を抱く面接官もいるでしょう。

また、スーツと靴の色がマッチしてしているかなど全身を一度、鏡で確認してくださいね。

3.季節やシーンにあわせた服装を着用する

季節やシーンにあわせた服装を選ぶことも重要なポイント。

というのも転職では、社会人としての常識もチェックされるからです。

派手なデザインや露出の多いスーツではなく、落ち着いた色味のビジネススーツを選びましょう。

また、暑い時期に冬用の分厚いスーツを着用するのもTPOにあわないので採用を見送られる可能性があります。

シーン別に注意すべきポイントをまとめたので参考にしてくださいね。

シーン詳細
春・夏男性は、ジャケット・長袖のシャツ・ネクタイ

女性は、ジャケット・長袖のブラウス・スカートまたはパンツ

※ハンカチを忘れない

秋・冬寒い日は、トレンチコートやビジネス向けのコートを羽織る

※コートは会社に入る(受付)前に脱ぐ

雨の日派手な傘を避ける・落ち着いた色味の傘を選ぶ

※傘の水滴がまわりに垂れないように配慮する

薬剤師の転職面接!最低限覚えておきたいNGファッション

転職面接時に最低限押さえておきたいポイントは次の5つ。

  1. スーツやインナー(シャツ)のサイズが合っていない
  2. カジュアル過ぎる服装
  3. 派手な色味や柄物を身につける
  4. 高価なアクセサリー・時計を身につける
  5. ロゴを強調したブランドバッグ

面接時に身につける服やアイテムは、個性的ではなくシンプルで万人受けするものを選びましょう。

また、服装ばかりにこだわりがちですが、髪の毛や爪、匂いなど身だしなみもチェックされます。

医療現場や薬を扱う場で接客業を行う薬剤師は、清潔感がなければ採用されません。

面接官に好印象を与えられるように髪や爪先までお手入れを徹底してくださいね。

【男女別】薬剤師の転職面接時に相応しい服装

面接時にふさわしい服装

ここでは、薬剤師の転職面談に相応しい服装について男女別に解説します。

TPOをわきまえた正しい服装で面接に挑みましょう。

男性薬剤師の身だしなみチェックポイント

ここでは、男性薬剤師の身だしなみについてまとめました。

相応しい服装で転職面接に挑めるように事前準備を徹底しましょう。

下記のチェック項目を参考に服装のマナーとポイントを押さえてくださいね。

チェック服装ポイント
スーツ
  • 20代前半(第二新卒)はリクルートスーツでもOK
  • 20代後半~は濃い色のビジネススーツを着用
ワイシャツ
  • 白または青の色味
  • スーツの袖口から1~1.5㎝ほど出しておく
ネクタイ
  • ネクタイのカラーは青やえんじを選ぶ
  • シンプルなデザインが好ましい
ベルト
  • 靴の色とあわせる
  • 革の状態を整えておく
靴下
  • 黒やグレー、紺などスーツに馴染む色味
  • 黒または焦げ茶を選ぶ
  • 面接日の前日に磨き上げて艶を出す
時計
  • 金属製や革製
  • 座席の横に立たせて置ける自立タイプ
  • 靴と同じ革製あるいはナイロン製
  • 耳のまわりを短くカットした黒髪
  • 眉毛と額が見えるようにアップすると爽やかな印象に
  • 整髪料のつけすぎはNG
  • 清潔感をアップさせるために綺麗に剃る
  • 短く切りそろえておく
におい
  • 香水やタバコ、食べ物の臭いが付かないように徹底する

ひとつずつ詳しく解説するのでご覧ください。

スーツ

20代前半であれば、リクルートスーツを着用しても問題ありません。しかし20代後半~は、面接官に頼りない印象を与えてしまうのでビジネススーツが基本です。

ビジネススーツのカラーは、ブラック・ネイビー・グレーなどシンプルで濃いものを選びましょう。シングル二つボタン・三つボタンタイプのジャケットは、一番下のボタンを留めずに着用することがポイント

身体にピッタリ合うサイズを着用し、しわがあればクリーニングやスチーム・アイロンで伸ばしておきます。

ワイシャツ

ワイシャツは、白または青の色味を選びましょう。ワイシャツの袖口は、スーツから1~1.5㎝ほど出しておくのが理想的です。

スーツの袖口から1.5㎝以上出てしまうとだらしない印象を与えるので注意してくださいね。袖口のボタンはしっかり留めて、糸がほつれたり、ボタンが取れかかっていたりしないように細かく確認しましょう。

ネクタイ・ベルト

転職面接の際に着用すべきネクタイやベルトは、とくに決まりはありません。ですが、社会人として派手なものは選ばないようにしましょう。

ネクタイのカラーは、青やえんじを選ぶ人が多いです。柄付きのネクタイを選ぶ場合は、ストライプやチェックがおすすめです。

ベルトは、靴の色とあわせるのが一般的です。黒や紺、焦げ茶を選ぶ人が多い傾向にあります。

革のベルトは、ボロボロの状態になっていると目立つので手入れをしてから面接に挑みましょう。

靴下・靴

転職面接時の靴は、黒または焦げ茶を選びましょう。キャメルやグレーなどの明るいカラーや先が尖っているものは避けた方が無難です。

面接日の前日に磨き上げて艶を出しておくことも重要なポイント。また、靴下は黒やグレー、紺などスーツに馴染む色味のものを選択してくださいね。

時計・かばん

面接時に身につける時計は、金属製や革製のものを選びましょう。

デザイナーやファッション業界であれば、ゴージャスな時計で面接に挑めますが薬剤師業界に似つかわしくありません。

また鞄は、靴と同じ革製あるいはナイロン製のものがベストです。書類を折り曲げずに入れられるA4サイズの鞄を選んでくださいね。

面接中に座席の横に立たせて置ける自立タイプの鞄を選ぶと良いでしょう。

髪・髭・爪・におい

医療現場で働く人材に相応しい身だしなみに整えてくださいね。整髪料をつけすぎたり、髪がボサボサだったりすると不潔な印象を与えます。

また、髭は綺麗に剃って清潔感のある状態に整えます。指先まで手入れをするのを見落としてしまう方も多いです。爪を短く切り揃えて内側に汚れがないかを確認しましょう。

薬剤師は、薬を取り扱う職業ですので「衛生面」に関して非常に重要視されます。タバコや食べ物、香水の匂いがするのはNGです。

女性薬剤師の身だしなみチェックポイント

ここからは、女性薬剤師の身だしなみについてまとめました。

下記の表を参考にながらセルフチェックしましょう。事前準備を徹底することで面接当日にあわてず落ち着いた気持ちで挑めるはずです。

チェック服装ポイント
スーツ20代前半はリクルートスーツ/20代後半以降はビジネススーツ

ブラック・ネイビー・グレー・ベージュ

インナー白シャツ(第二新卒)スーツ用Tシャツ・カットソー

白・薄いブルー・薄いピンク・薄い黄色

ストッキング地肌に馴染む肌色の無地タイプ
スーツに馴染む色味のローヒール(5㎝以内)
メイクナチュラルで健康的に仕上げる
ヘアスタイル長髪の女性は1つに結ぶ

髪のパサつきを押さえるオイルやクリームを使用(※香りが強いものはNG)

時計スーツと違和感がないものを選ぶ

ブラック・ネイビー・ブラウン・ベージュ・シルバー

スーツの色味に馴染むベーシックカラー

書類がおり曲がらないようにA4サイズのバッグ

アクセサリー不要(結婚指輪のみ可)
ネイル爪は前日に短く切り揃える

ジェルネイルはNG

転職面接の前日~当日に最終チェックをしてくださいね。

スーツ

スーツは、20代前半であればリクルートスーツでも問題ありません。20代後半からは、落ち着いた色味のビジネススーツを選びましょう。

  • ベーシックカラー
  • ブラック
  • ネイビー
  • グレー
  • ベージュ

また、女性はジャケットのボタンをすべて留めるのがビジネスマナーです。

スカートスーツの場合は「起立時に膝が半分隠れる・着席時に膝上5㎝以内」を意識して選んでください。

パンツスーツは起立時にヒールのかかとが少し隠れる長さに調整しましょう。

インナー

20代前半の薬剤師であればかっちりした白シャツを着用しても問題ありません。しかし20代後半~は、社会人らしさを出すためにジャケットとあわせましょう。

インナーのカラーは、白や薄いブルー・ピンク・黄色などが好印象です。

一方、紺色や黒などの濃い色は適切ではないので避けた方がいいでしょう。柄物やフリルが派手なインナーも面接時に相応しくありません。

ジャケットとスタイリングできていれば、スーツ用Tシャツやカットソーを着用するのも良しとされています。

ストッキング・靴

ストッキングは、地肌に馴染む肌色の無地タイプを選んでくださいね。寒い時期であってもタイツや飾り付きのストッキングは面接向きではないのでNGです。

靴は、スーツに馴染む色味のローヒール(5㎝以内)を選びましょう。

清潔感を重視される薬剤師の転職面談では、かかとの擦り減りや汚れをしっかりチェックしてくださいね。

面接時に院内を見学するケースもあるので、ヒールの音が響かないように歩くことも重要なポイント。

面接に相応しくないNGな靴

  • ピンヒール
  • 5㎝以上のハイヒール
  • オープントゥ
  • サンダル
  • ブーツ
  • スニーカー

時計・鞄

普段は時間を携帯で確認している人が多いかと思いますが、面接時には電源をオフにするので時計を身につけると便利です。

時計は、派手なものを選ばずブラックやネイビー、ブラウン、ベージュ、シルバーの色味でシンプルな形状を選んでくださいね。

※スーツにあうデザインの腕時計がなければムリに付けなくても構いません。

また面接時には、スーツの色味にマッチするベーシックカラーの鞄を使用します。

書類がおり曲がらないようにA4サイズのバッグがおすすめ。

面接中に座席の隣に鞄を置いても倒れない自立するタイプのものを選びましょう。

髪・メイク

髪の毛は、清潔感を見極める要素のひとつ。長髪の女性は、一度クシでとかして1つにくくりましょう。

ポニーテールのように高い位置にならないように低めにまとめてくださいね。

また、お辞儀をしたときに前髪が顔にかからないようにピンで左右にわけておきます。

メイクは、ナチュラルで健康的に仕上げましょう。

濃いメイクやノーメイクはマナー違反。自分にピッタリのナチュラル派メイクを一度練習しておくと良いかもしれませんね。

ネイル・アクセサリー

薬剤師の転職面接では、ネイル・アクセサリーは一切必要ありません。既婚者の結婚指輪以外のアクセサリーはすべて外して挑みましょう。

シンプルなジェルネイルであってもオフした方が無難です。また、清潔感を重視される薬剤師業界では、爪先のケアまで徹底しておくべき。前日に短く切り揃えて面接会場へ足を運んでくださいね。

【職場ごと】薬剤師の面接時に押さえておくべきポイント

面接時にふさわしい服装

ひとくちに「薬剤師」といっても働く場所によって、面接官が重視する点が異なります。

  • 病院
  • 調剤薬局
  • ドラッグストア

上記の3つにわけて、面接前に押さえておくべきポイントを徹底解説。

自分が転職したい職場をチェックしてみてくださいね。

病院

病院に勤める薬剤師は、患者様だけでなく院内で働く医師や看護師などと意思疎通できるかが問われます。医療チームの一員として働くので、協調性も重視されるポイント。

薬剤師としてのスキルはもちろんですが、面接官は下記の人材を探しているので参考にしてみてくださいね。

  • 病院の雰囲気に馴染める人材
  • 医療現場に相応しい人材
  • 医師・看護師・技師と協調を図れる人材
  • 患者様の悩みに寄り添える人柄

また、病院薬剤師に限らず医療現場で働く薬剤師は、常に新しい情報を収集する向学心の高さも重視されます。

調剤薬局

調剤薬局では、明るく健康的に振舞える人材が求められます。

多くの患者様が訪れ、「調剤薬局の顔」となる薬剤師。面接時には、明るい笑顔で的確な受け答えができるかが問われるでしょう。

赤ちゃんからご高齢者まで幅広い年代の方が訪れるので、誰にでもわかりやすく丁寧に説明できる高いコミュニケーションスキルを持つ人材を求めています。

また、お客様の待ち時間が少しでも短くなるように、テキパキと業務を遂行できる点をアピールしましょう。具体的なエピソードを交えた自己PRすると良い印象が残るはずです。

ドラックストア

ドラッグストアで働く薬剤師の業務は、接客と販売がメインです。お客様に服薬指導をするなど、医薬品の専門家として薬剤師にしかできない責任重大なポジションを担います。

そのため、面接時にはお客様の悩みを的確に理解し、提案できるコミュニケーション能力を重視されることが多いでしょう。

またドラッグストアでは管理薬剤師や店舗マネージャーなどビジネス面への熱意や意欲を伝えるのも重要なポイント。

病院や調剤薬局とは異なり「カジュアルな服装で」と伝えられるかもしれませんが、面接当日はビジネススーツを着用するのがマナーです。

まとめ|薬剤師の転職面接は「清潔感」が重要視される

面接時にふさわしい服装

薬剤師の転職面接では、面接官に清潔感のある人材であるかを見られます。

薬剤師としての力量はもちろんのこと、ドラッグストアや調剤薬局、病院など「会社の顔」となる薬剤師は清潔感のある人材が求められます。

爪や髪の毛の先までケアを徹底し、ビジネススーツをビシッと着こなしましょう。「薬剤師」という職業に求められるものを再考し、相応しい服装で挑んでくださいね。

総まとめ

  • 20代後半~はビジネススーツを着用する
  • 自分の体にあうサイズ感を選ぶ
  • 服装だけでなく髪の毛や爪、髭などの身だしなみを整える
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